体のホカホカが長時間続く、ヨーガの足の体操
今日のヨーガのレッスンで行った、足の体操。
ゆったりした呼吸に合わせて、足の先ちょっとあげたり、ひねったりする小さい動きの繰り返し。
あまりに動きが小さいので、以前に習っていた時から、
「どんな意味があるのだろう」と疑問だった。
それが今日になって、体操を8割ほど終えたところで、じわーっと、体があったかくなるのを感じた。
あまりのあたたかさに、つい腕まくり。
すると先生がこうおっしゃった。
この足の体操では、暖が残ります。
普通のスポーツでは、体が熱くなるが、冬などはすぐに冷えてしまうという経験があると思いますが、ヨーガの足の体操では、温かさがずっとつづきます。
小さな動きですが、呼吸を丁寧に、しっかり意識して行うことで、暖が残る。そういう体操です。
むむ、そうだったのか!
いままで、完全に足の体操をなめておりました。
さらにこうもおっしゃった
呼吸を止めている間に、気が送られます。
吸った状態で止めるときもそうですが、吐ききった状態で止める方が、より気が送られます。
なるほど、足の体操では、呼吸を止める動作が結構長い。
血流とともに、気のめぐりも良くなったのかな。
今日はちょっと肌寒い日だけど、帰ってPCに向かって仕事をしている時も
手先、つま先まで、身体がほかほかしている。末端まで行き届いているようだ。
気ぜわしい毎日だけど、ヨーガを始めて、気持ちも少しばかり楽になってきている。
仕事は相変わらず詰め詰めで、考えなきゃいけないこともいっぱいあるけど、
心のありようだけは、焦らずに、穏やかに。自分自身でいたいと思う。
ヨーガをはじめました。
ヨーガを始めることにした。
厳密には数年ぶりの再開なのだけど、出産や子育てもあって、
継続的に長期間できたことがなかったので、始めるというに等しいかもしれない。
このところ、それなりに張り合いを持って、自営の仕事と子育てに
励んでいたつもりが、いつの間にか忙しくなりすぎて、
夜更かし気味で、心も張り詰めたゴムのようになっていたところで、
仕事の質も下がり・・・
追い打ちをかけるように、挫折を味わう出来事が起こって、ダウン。
子供を3人産んだ上に、すわり仕事と運動不足のせいで、
体も凝り固まって、呼吸も浅くなりがちに。
股関節も何となく痛い。
自分のこの混沌とした状態を何とかしなきゃいけないという自戒と、
ヨーガを始めれば何かいいことがあるんじゃないかという淡い期待を込めて
教室の門をくぐる。
チケットを購入して、そのまま教室へ。
1時間ゆったり体操。体は前よりもちょっと硬くなっていたけど、無理せずに気持ち良いところでポーズを決めた。
終わるころには、呼吸が整い、体がほぐれるとともに、思いつめがちだった気持ちが、心なしか消えている。
レッスンの前に、仕事上で気がかりでいたことがあったのだけど、
終わった後にメールをチェックしたら、
すんなり調整がついたようで、杞憂だったことが判明。
しかも、高校時代の先生が、隣でレッスンをうけていらっしゃった。
かれこれ10年ぶりの再会。
「3年前に退職して、すっかりおばあちゃんになっちゃって・・・」
と自分でおっしゃっていたけど、笑顔が素敵で、お元気そうでよかった。
こうしたご縁が、ささやかでうれしい。
仕事のかつかつ具合が改善したわけではないけれど、ちょっと無理やりでも、レッスンに来てよかった。
「無理矢理でも、週2回は行った方がいいよ」
と夫も言ってくれていることだし、ヨーガも仕事と思って、できるだけ行きたいと思っている。